との差 -11.79 dB は埋まるのか?
完全実装で 26〜29 dB、つまり brush 比 -3〜-6 dB レンジまで縮小できる見込み (次月計画 (2))。
-20.7 % / -13.7 % の高速化はどう測ったか?
30,000 反復を回しきる学習時間 (wallclock) で比較。同一シード・同一データセット ()。
が partial pass なのは?
品質 (PSNR) は分散帯内で同等、学習時間が +9.6 % で軽微に超過。序盤の反復で生じる初期化オーバーヘッドが累積した結果。原因切り分けは今後。
の PSNR は本当に同等?
4 試行で 25.0 ± 0.6 dB の分散帯を確認。従来手法 (HOST 経由) も同じ分散帯内で出ていて統計的に区別がつかない。
分散帯 ±0.6 dB はなぜそこまで大きい?
atomic_fetch_add の演算順序が非決定的で、30k 反復の累積で sample 間の training trajectory が分岐する。確定的にするには Kahan summation 等が必要 (future work)。
MCMC 4 連敗の原因は?
(a) 点数上限が無く無制限に増える、(b) スケール上限による強制削除の副作用、(c) 多項分布による点増加スケジュールが単純すぎる、の 3 点。次月で修正して再挑戦。
Apple 却下の理由は?
CPU 側の命令記述コストが全体の 0.5 % に過ぎず、3 % の改善 gate を通らなかった。ただしこの調査で「真の律速はホスト中継処理」と判明し M-3.x の発見につながった。
第 2 軸 ( 抽象コスト) の数字は?
来月の研究室 GPU で CUDA baseline を取得後に「CUDA (抽象なし) vs brush (wgpu) vs 自作 (Metal 直)」の対比表が出せる。現状は brush との時間比較 (-30 %) で間接的に示している。
L1 で方針転換したのはなぜ?
brush という既存の Rust + wgpu 実装の発見。fork / コピーは独自性が出ないので、比較対象に位置付け直して「wgpu 抽象化層のコスト定量化」という新軸で独自化した。
なぜ に絞る? NVIDIA では?
と の特徴で「端末完結パイプライン」と親和性が高い。NVIDIA は CUDA で完結済みだが Apple 上の整備は未着手で、ここに研究的余地がある。
自作実装の意義は? brush を改良すれば良いのでは?
fork は独自性が出ない。比較対象に置くことで「wgpu 抽象化層のコスト」と「Metal 直」の差を分離して測れる。これが本研究の第 2 軸の方法論。
atomic → simd_sum の置換は数学的に等価?
同じ加算の集約なので結果値は等価。ただし浮動小数点の累積順序が変わるので bit-exact ではなく、分散帯内 (±0.6 dB) で同等という形になる。
次月の MCMC で 26〜29 dB の見積もり根拠は?
brush 系の MCMC 実装 (Kheradmand 2024 系) が報告する水準。3 設計欠陥を修正できれば同等 ± 数 dB を期待している。
の imageblock_data は本当に使える?
Apple GPU の仕様上、フラグメントシェーダ内の専用メモリ領域として利用可能。本研究では 7×7 畳み込みでの適用を検討中。
メモリ使用量は測定している?
現状の主指標は品質 (PSNR/SSIM) と学習時間。メモリは parameter buffer + activation で M4 Max 36 GB 内に収まっている。詳細測定は卒論段階で。
3 軸のうち、卒論の本命の貢献は?
第 2 軸 (wgpu 抽象コスト定量化) が学術的に最も新規。第 1 軸 (自作実装) は存在証明、第 3 軸 (ユニファイドメモリ) はその効果分解、という位置付け。